最近、ニュースやCMなどで"つみたてNISA"という言葉をよく耳にするようになりました。
実は私も2年ほど前からつみたてNISAを続けています(学生なので少額ですが...)
NISAブーム真っ只中の今、つみたてNISAの記録とかは結構需要があるかなと思うので、今回はこれまでの私の積み立てNISAの結果などについて振り返ってみようと思います。
・つみたてた資産がどのくらいのペースで増えていくか知りたい人
2022年5月:つみたてNISAを開始
2022年の5月からつみたてNISAの運用をはじめました。始めるにあたって一番悩んだのは銘柄選びです。
ネットで得られる情報を参考に考えた結果、どうやら"S&P500"か"オルカン"の2つがよさそうな印象。
ちなみに、S&P500は米国の主要な企業500社に分散投資できる銘柄で、オルカンはいわゆる全世界株、すなわち世界中の主要な企業に分散投資ができる銘柄です。
投資先を分散してリスクを下げるのが投資の鉄則らしいので、その考え方でいくとオルカンが優勢なような気がします。(S&P500はアメリカの会社にしか投資できないため)
しかし、当時は米国株の伸びがすさまじく、S&P500がめちゃめちゃ持ち上げられていたんですよね。
私も「どうせやるなら儲かりそうなほうがええやん!」みたいな軽いノリでS&P500に投資することを決めました。
ちなみにこの時は知らなかったのですが、オルカン(全世界株)の構成銘柄のうち、約6割は米国企業の株らしいです。つまりどっちに投資してもアメリカが調子よければホクホク、ダメになったら大地獄なわけです。アメリカすげー。
銘柄選びが終わったところで次に積立額を決めます。
学生ということもあり、あまりお金に余裕がないのでとりあえず月2000円ずつ積み立てていくことにしました。
今思えば、ここであまり大きな額を設定しなかったことが後々良い効果を生んだように思います。
2024年5月現在の運用実績!
さて、では本日のメインとなる運用実績の報告になります。
月々2000円を二年間積み立て続けました。
証券口座に入れたお金はトータルで51000円。
果たしてこのお金は増えたのか、それとも減ったのか。その結果が...
こちら!
ふ、増えてるのねん!
なんと月々2000円、銀行口座から証券口座に移し替えただけで、価値が約4割も増えてしまいました。これが奇跡か...
しかも月々2000円という少額に設定したこともあり、私自身、つみたてていることを最近まで完全に忘れていました。
なのでいきなり7万円の臨時収入があった気分です。
続いて、資産がどのように推移していったかを見てみます。
この図を見ると、投資を始めてから約一年間の間、資産額はプラマイゼロ、もしくは若干のマイナスで推移していることが分かります。
しかし、その後はゆったりと上昇傾向にあり、今年に入ってからは特に伸びが著しくなっています。
資産が増えた要因としては、複利の影響というよりは、コロナ明けの景気回復とか、米国株の好調とか、円安ドル高などが大きく影響しているようにおもいます。
最後に、今回得られた利益の年間利回りを計算してみようと思います。
ちょうど、楽天証券が利回り計算ツールを公開していたので計算をかけてみることに。
すると...
なんと、利回り33%という驚愕の数値が...。
投資ニワカでも、この数値がとんでもないことはなんとなくわかります。
比較のために調べてみると、メガバンクの普通預金の金利が0.02、,国債の10年変動型の金利が約0.5%ということでした。
これだけ見ると少なくとも銀行口座に預金したまま眠らせておくのはもったいなすぎるように感じてしまいます。
とはいえ、もちろん元本割れリスクも十分にあるので、持ち金全部を投資信託にぶっこむわけにもいかないのですが...。
何事もバランスが大事ということですね。
おわりに
投資はよく「お金に働いてもらう」と比喩することが多いですが、今回はまさにそんな感じ。
私がボケーっとしている(なんなら忘れてる)間に、お金が勝手に価値を増して帰ってきたのです。
とはいえ、この収益もアメリカ株が好調だったことや、円安方向にシフトしたことがうまーく重なって起こったこと。たまたま始めたタイミングが良すぎただけなのかなと思います。
まあでも、とにかくこれだけは確かに言えます。社会人になる前に投資信託を始めといてよかった。
収入から生活費諸々を差っ引いた額をつみたてに回して20年くらい運用すれば、老後4000万問題をクリアするのはそんなに難しくないのかもしれません。(株式での積み立てならインフレ、円安にも強いだろうし)
というわけで、社会人になってもつみたては続けようかなと思います。