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2入力1出力のミキサー回路を作ってみた

オーディオ系の回路に興味があったので、ミキサー回路を組んでみました。

仕様について

作った回路の仕様は以下の通りです。

入力数:2
出力数:1
種別:ステレオ
電源電圧:9V

音質:こだわらない(ここ大事!)

オーディオ系の回路は初めて組むので、あまりこだわりすぎないようにします。

とりあえず動けばええんや。

回路図について

まずはざっくりとした回路図を書いてみます。

加算回路を使って音声を混ぜる、ということはなんとなく知っていたので、とりあえず加算回路と反転増幅回路をつなげてみました。

ミキサー回路の回路図
ミキサー回路の回路図


一応説明すると、まずステレオジャックで音声信号を受けて、左右の音声信号を分離してそれぞれまとめます。

そのあと加算回路で音声を重ねてから、反転増幅回路で増幅し、ステレオジャックから出力します。

電源回路について

今回はオーディオ回路でお馴染みらしいNJM4580DDというアンプを使うことにしました。

秋月電子で1個60円。安すぎる

ただ一つ問題なのは、両電源が必要であるという点です。


そこで今回は、ある電圧を抵抗分圧し、中間の電圧を仮想グランドとして両電源を得ることにしました。

両電源を作る回路(レールスプリッタ)を組むにあたって、とても参考になった記事があるので宣伝します。


↓参考にした記事
nabe.adiary.jp


色々なタイプのレールスプリッタが紹介されていたのですが、取り合えず一番簡単そうなタイプを作ることにします。

作ったものがこんな感じ↓

シンプルなレールスプリッタ回路
シンプルなレールスプリッタ回路

9Vを抵抗分圧して、中間電位を仮想GNDとすることで、±4.5Vの電源電圧を生成します。

注意点として、抵抗分圧しただけだと、仮想GNDが大きく振れてしまうそうです。

そこで、コンデンサを並列に入れることで仮想GNDを安定化させています。

ブレッドボードに組んで、いざ起動!

回路の構成が決まったので、ブレッドボード上で組んでみることにします。

組んだものがこちら↓

電源回路は別のブレッドボードに組んで、ジャンパワイヤで接続しています。

早速、PCとiPadを接続して、音を聞いてみると...

音がふたつある!!!!!!

当然といえば当然ですが、PCとiPad、それぞれで再生している音声が重なって聞こえます。

ボリュームをひねれば、各デバイスからの音声の比率も自在に調整できます。DJみたいでたのしいね。



何より一番驚いたのが、ノイズ、全然聞こえない問題

いや、ノイズが聞こえないことは全く問題じゃなく、むしろ好都合なのですが、めっちゃ適当に組んだ+ブレッドボード上での実装にもかかわらず、"サー"とか"ブーン"みたいなノイズ音が全く聞こえません。

もしかしたら、電源回路にコンデンサを入れて、仮想GNDを安定させたことが効いているのでしょうか。


ともかく、想定以上にうまく動いたので大満足です。

感想と今後の展望

オーディオ回路、結構面白い!

自分の作った回路から鳴る音を聞くだけで、回路の出来栄えがはっきりわかるのがいいですね。

個人的には、真空管アンプ?にすごく興味があるのですが、素人目から見ても難しい題材なのは明らかで。。。

もう少し修行してからやってみようと思います(やれたらやる)。


せっかくうまく動いた回路なので、プリント基板を発注して、ケースに収めてみようと思います。

続きはまた後日!