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プリント基板を設計して発注してみた

久しぶりの投稿です。すっかり夏ですね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、この春より社会人になりまして、日々懸命に働いております。


そんな私が最近思うことが一つ...

働きながら趣味でモノづくりやってる人、
マジですごい。


仕事から帰ってきて、ご飯とお風呂を済ませて、さあ自由時間だ!と意気込むものの、

なんか疲れてるな..動画でも見てまったりするか...

と、ゴロゴロしながら動画を見てると、気づけばすっかり寝る時間。


こんな感じで平日夜は”MP消費の低い行動"しかできないため、電子工作どころではありません。

特に負荷の大きい作業、例えばユニバーサル基盤の配線なんて出来るはずもなく。


これじゃあ平日夜に電子工作なんて一生できないよ...

そう思っていた時期が私にもありました。

(雑な前振りここまで)

"プリント基板"という選択肢

もっと簡単に基板の配線ができないかな、といろいろ調べていると、"プリント基板を作る"という手があることを知りました。

確かに、プリント基板なら配線は全部CAD上で決められるし、基板が届いたらはんだ付けするだけで完成させることができます。

面倒な配線・レイアウト設計をPC上で完結させられるのはとても魅力的です。(出先でも作業できるし)


というわけで、簡単な基板を作ってみることにしました。


今回設計した基板がこちら↓

プリント基板の配線図
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回路図

入力電圧をレギュレータで5Vに変換して出力する回路になっています。

初心者設計なので、突っ込みどころ満載なのはご容赦ください。


CADで設計してみた感想ですが、非常に楽。

私は変なところで凝り性で、ユニバーサル基盤で回路を作るときとかは、部品をどう並べるか考えるだけで、時間と体力をものすごく浪費してしまっていたのですが...

CADならレイアウトの試行錯誤・修正が簡単にできるし、各パーツのどことどこを結線すればよいかガイドが表示されるのでとっても楽でした。


あと、基板に文字とか画像を載せられるのがメッチャいい!
試しに当ブログのQRコードとかを載せてみました。いまだにこういうのカッコイイと思ってしまうんですよね...

さて、設計も済んだところで、次は発注のフェーズになります。

いろんなメーカーがあって、正直どれがいいのかわかりません。
PCBGOGO,ELECROW,JLCPCBあたりが良く使われているみたいです。

今回は一番お安く済みそうなJCLPCBに頼んでみました。

かかった金額は、

基盤代:2.3$
送料 :1.2$
ーーーーーーーー
合計 :3.5$

ということで、500円ちょいで基板を発注することができました


そして待つこと6日後...(早すぎ!)

青色の小箱に入って送られてきました。

基板はこんな感じ。

ちゃんとQRコードも印刷できていました!


早速部品をはんだ付けしていきます。

9Vを入力して、スイッチをONにすると...

出力端子から、ちゃんと5Vが出力されました!


初めての基盤発注だったので、どこかしらミスってるだろうなぁと思っていたのですが、一発でうまくいってよかったです。


唯一ミスった点を挙げるとすれば、LEDの輝度がちょっと高すぎました笑 まばゆい...

というわけで、プリント基板を作ってみたよという記事でした。