「暗いところで画面を見てると目が悪くなるよ」みたいな話、よく聞きますよね。
私も小さい頃、布団の中でDSで遊んでいたりすると、そうやってよく怒られたものです。
それから十数年経ち、最近になってようやく、”暗いところで作業すると目が疲れやすいかも...”と感じる場面が増えてきました。
そこで、今回はAmazonで安めのモニターライトを購入し、モニターの視認性や目への負担軽減にどの程度効果があるかを確かめてみることにします。
今回買った製品
今回は、Quntisというメーカーから販売されている"LI-HY-0206-BK-QU-WS"という型番のモニターライトを買ってみました。
購入の決め手は、
①価格が手ごろである(6000円以下)
②無段階で光量・色温度を変更できる
③長さが52cmと十分長い
などでしょうか。特に②の無段階調節が可能というのが気になります。
製品到着から取り付けまで
マケプレ品ということもあり、注文から到着まで3日ほどかかりました(GW中だったから?)。
箱はきれいでへこみとかも特になかったです。
内容物はこんな感じ。ライト本体と固定用の部品、USBA-Cケーブルも付属しています。
説明書に従い、さっそく取り付けてみようとしますが...
めっちゃグラグラしてる!
明るさ等設定用のセンサー部分を軽くつついただけでも簡単にぐらついてしまい、このままでは使い物にならなそう。
よく見ると、モニターの厚みが足りておらず、クランプのツメとモニターの間に隙間が生じてしまっています。これがぐらつきの原因みたいです。

加えて、使用しているモニターが上部にかけて徐々に厚みが薄くなっていくような形状になっているため余計にクランプがしにくくなっています。
そこで、クランプする部分だけモニターの厚みを増やし、なおかつモニター背面の形状が前面と並行になるようにすることにしました。
使用するのは毎度おなじみ、タミヤのユニバーサルプレートです。
プレートをのこぎりで適当な大きさにカットし、2枚重ねてモニター背面に貼り付けます。
この時、モニター前面の高さと背面に貼ったプレートの高さが一致するようにするのがポイントです。
プレートを張り付けたうえで再度ライトをクランプしてみるとこんな感じ。
モニターとクランプ間の隙間が解消され、しっかりとツメで挟み込まれているようです。
触った際にぐらつくかのテストをしたのですが、先ほどとは安定感が段違いです。ぐらつく様子もなく、これなら違和感を感じることなく使うことができそう。

ライトの明るさ・色味の確認
取り付け作業がひと段落したところで、ライトの明るさや色味を確認していきます。
まずは明るさから。モニター上部のセンサをタップすることで4段階で明るさが変化します。
また、長押しすれば無段階で明るさを調整することもできます。これ、かなり便利です。
強いて気になった点を挙げるとするなら、”MAXの明るさが思ったより明るくなかった”ことは少し気になりました。
私は明るさMAXの状態が一番ちょうどよく感じたので、人によっては明るさが物足りないと感じる方もいると思います。
ライトをつけた状態・消した状態を比較するとこんな感じ。


安物のスマホで撮っているので正直伝わりにくいかと思いますが、消灯時に比べ、点灯時はモニター画面・デスクともにしっかりと照らされています。
とくにデスク上は消灯時に比べ格段に明るくなり、作業時の視認性もかなり向上しました。勉強など、デスク上に物を置いて作業する際はかなり便利かも。
続いて色味ですがこれも無段階で調節が可能です。ただし、自由自在に色味を変えられるというわけでもないので注意が必要です。
おそらくですが、暖色系のLEDと、青みがかった白色LEDの輝度の比を変えて色味の調節を行っているのだと思います。
とはいえ、5700円の製品と考えれば十分すぎる機能だと言えます。
結局、買ってよかったのか
買ってよかったです。
購入前、”もうモニターライト無しの生活には戻れません!”みたいなレビューを多く目の当たりにして、正直うさんくさいなと思っていたのですが、今ならはっきり言えます。
もうモニターライト無しの生活には戻れません!
ライト一つでここまで変わるのか、という感じです。とにかく目が疲れない。
あと、モニター画面とデスク上を同時に同じ色味で照らせるのがすごくうれしい。
私はよくデスク上に紙とか本を広げた状態でPC作業をすることが多いのですが、デスク上も画面も同じくらい明るく、色味も同じなので、画面とデスク間で視線を行き来しても目が全然疲れないのが最高です。
加えて、ライトの位置がモニター上なのでデスク上に余計なスペースを取らなくていいのもいいポイント。
取り付け時にそれなりに工夫しないと安定しない点は結構マイナスポイント(-80点くらい)ですが、それ以外(機能・価格)が200点だったので、トータル120点の買い物でした。
何しろこの快適さが6000円以下で手に入ったので大満足です。